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【旅行記】東京の離島・神津島へ行ってきました 伊豆諸島 女ひとり旅 〜 その3 〜

続きです。

シュノーケリングを楽しんだあとは、温泉に向かいます。
温泉は近くて、チャリで10分くらいだったかしら。
途中でもうひとつ神社があったので立ち寄りました。

「阿波命神社(あわのみことじんじゃ)」
事代主命の后神「長浜さま」を祀る神社。

御祭神の阿波咩命(あわのめのみこと)は、事代主命(ことしろぬしのみこと)の8柱の后神のなかでも本后とされ、格式の高い女神でした。ですが、後后の伊古奈比咩命(いこなひめのみこと)が冠位を授けられながら、本后である阿波咩命には沙汰がなかったことから憤り、838(承和5)年の天上山大噴火が起きたという記述が『続日本後記』にあります。その後、阿波咩命と御子神の物忌奈命は朝廷より冠位を授けられ、事代主命と縁の深い神として高い社格を保っているといわれています。物忌奈命神社同様、阿波命神社も式内名神大社に列せられています。

阿波咩命が鎮座する長浜は、島の中心地から北へ3キロほどの場所にあります。名前が示すように長い磯の浜で、海岸には青、赤、黄、黒、白と色とりどりの玉石があり、「五色浜」とも呼ばれています。五色浜には、事代主命があちこちに后をつくることに嫉妬した阿波咩命が后たちの宝石を奪い集め、これが玉石になったという伝説があり、今でも、海岸の石を持ち出すと神罰が下ると言い伝えられています。

長浜海岸の奥に鎮座する阿波命神社の鳥居や本殿前の階段などには、波に洗われた砂を盛った扁平な小石が供えられています。これは「潮花」と言い、大漁の祈願や船出の安全を祈る時に供える習わしがあります。「古代、神は海から来訪すると考えられ、海辺の砂や小石にも神が籠るとされ、それを神に捧げたもので、潮花は神を表しているもの」と言われています。

※神津島観光ガイドHPより引用

こちらも緑が美しい神社。目の前に長浜という海岸があり、
そこの石が鳥居の元に積み上げられていました。
砂浜の砂と神社と緑がなんだか神秘的なところでした。

そして温泉に到着っ。露天温泉があります。
綺麗な海を眺めながら温泉につかってゆっくりできるという
最高に素敵な施設。露天温泉は混浴なので、水着で入ります。
入場料800円。

自然の岩場を利用した日本でも有数の大露天風呂!広さ275平方メートル。頭上を遮るものは皆無。この開放感はストレス解消に最適です。また、夜には満天の星を見上げ、自然のプラネタリウムを体験できます。また、小露天風呂からは沢尻湾が見渡すことができます。
※神津島観光ガイドHPより引用

露天温泉は3つあって、少し高台に展望台のような温泉、
広いぬるめの温泉、小さめの温泉がありました。
温度はそんなに熱くなく、ゆっくりのんびりできる温泉でした。
海を眺めながら温泉につかる、という初めての体験でした。
気持ちいい〜、、景色、綺麗。幸せ。

内湯にはしっかりと温度の高い温泉と、バブル温泉、ぬるめの温泉、
サウナに水風呂まであって、楽しめる施設でした。
水着を洗うところと脱水機もあって便利でした。
施設内にはレストランも併設されておりご飯も食べられます。

・・・ですが、シュノーケルと温泉でゆっくりしすぎて、出てきたら
レストランのランチ営業は終わってました。悲しい。
朝ご飯たくさん食べてきてよかった。

こっから先はノープランだったので、とりあえず神津港に戻りました。
お土産などを売っているよっちゃーれセンターに行ったら、
お魚サンドを売っていたので、これをお昼ごはんにしました。

お魚の身がぎっしり詰まっていておいしい。骨もなくガツガツもしゃもしゃ。
なんの魚だろうか、、くろむつとかかな?満たされました。

神津港をぶらぶら。空が綺麗よ。

日の入りまで時間がまだまだあり、
バスもここから出ているようなので、多幸湾まで出てみるか悩んだのですが
行っても1時間ほどで終バスになるなあと思ってハイキングすることにしました。

神津港〜ありま展望台〜神津島灯台・千両池
に行くコース。飛行機からみたときに、千両池がとても綺麗だったので
みに行きたいなあと思っていました。

宿でもらったパンフレットによると初級者コースだし、
前浜海岸から横道展望台、ありま展望台、神津島灯台を巡る1時間30分のコースとのこと。
まだまだ酷暑の9月。途中のキャンドゥで水を買いつつ道を尋ねたら、
店員さんに、「暑いよ!?」と言われました。まじ暑かった。

上から見た前浜海岸

道は上り坂、心拍数上がりまくりめっちゃしんどかったです。
次は絶対原付乗れるようになってから来ようと心に誓いました。
緑はとっても綺麗なので、景色を楽しみつつ、よっこらよっこら
よいしょよいしょと登ります。

40分くらい登ったでしょうか、最初の目的地であるありま展望台に到着。
ここには大きな十字架が立っている、ジュリア終焉の地があります。
島流しにされてしまったキリシタンのジュリアさんが、神津島で暮らし、
島に貢献したことを讃えて建てられた大きな十字架。

島流しにされても、日本人を恨まず(知らんけど)流された先で建設的な行動をしたジュリアさん魂レベル高い。

展望台からは、綺麗な海と島の緑がよく見えます。
木って近くで見ると茶色で緑は上の方だし、雑然と生えているように感じるけど
遠くから見るとちゃんと山の形で緑なの不思議。

神津島には星座をモチーフにしたベンチが全部で12こあって、ここにも蠍座がありました。
12こ全部まわると車で2時間半かかると聞きました。

さて、まだまだ山道を登っていきます。ほんと辛い。
運動不足を感じましたし、老後に旅行してる人気力と体力すごいなとか、
ペーパードライバー卒業しようとか、いろいろ考えながらひーこらひーこら歩きます。

やっと灯台につきました。

はあ、達成感。頑張った。
灯台と千両池はとても近いのですが、千両池は崖を下っていく必要があり
途中まで降りたものの急すぎて、、昼間のチャリの疲れもあり
足が限界だと感じたので泣く泣く断念しました。ビビり。

水着の女性と男性が、ラフな感じで下っていったように見えたけど
すごいね!?あんな崖を水着で!?さすがに、ビーサンじゃないよね!?
とか思いながら、帰りはもう無理なのでタクシーに迎えにきてもらいました。

神津島には2社のタクシー会社があり、20分ほど待てばきてくれるとのこと。
電話したらすぐには行けないから、もう一個に聞いてみてと言ってくれた優しさ。
両社とも親子で2台ずつのタクシー会社だそうで、週末は2台出てるけど
平日はお父さんか息子かどっちかのお休みの日もあるから待つこともあるそう。

20分なんて、あの道また歩いて帰ること考えたら全然短い。
タクシー乗って10分くらいで前浜海岸について、車の強さを思い知りました。
あんな大変な思いをして登った坂も、スイスイ座ってるだけで越えられるなんて
魔法かいな。まじ助かった。。

家に帰ったら車の練習をしよう、と強く誓い、宿に帰りました。
夕飯までにお風呂入ったりごろごろして、ご飯食べてごろごろして寝ました。
紫外線、やっぱ強いね、ずっとサングラスしてたけど目玉が悲鳴をあげておりました。

明日は帰る日。帰りはジェット船を予約してあります。
宿の人に聞いたら、帰りの便は神津湾・多幸湾どっちから出るか
当日の朝に決まるらしい。朝7時ごろにHPにアップされるとのこと。
多幸湾も綺麗ということだし、村落の反対側に飛行場とか多幸湾があるのですが
そっちの方行ってないから多幸湾発だといいな〜とか話しながら、
帰りは朝8時ごろ送っていってもいいし、12時すぎくらいでもいいということだったので
12時くらいにしてもらいました。

明日は朝起きて、千両池にリベンジするつもりで、
お目目のためにも早く寝ました。

続く

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