最終日。島から帰る日。
朝HPを見たら、今日は多幸湾からフェリーの出発だそうです。
宿の方とお話ししたら、昼過ぎに宿を出て多幸湾着のお客さんを迎えにいくから
その際に乗せてってくれるということになりました。
多幸湾の方まだいってないって話したら、展望台とかついでに
ちょっと寄ってくれるって言ってくれました。優しい。
では今日の午前中は、昨日足が疲れて降りられなかった千両池に向かいます。
もう最初からタクシーで行きます。
もう一回歩くのは気力がありませんでした。
しかし、このタイミングで一眼レフが故障。。。
何も映らなくなってしまいました。。。昔の機種なので仕方ないけど
シャッターユニットが壊れてしまったのか、シャッターを押しても真っ黒。
2017年で部品の生産が終了しているほどの古い機種だったので
むしろここまでよく持ったね。ありがとね。
そろそろ新しいのにしましょうねってことですね。
ま、気を取り直してスマホで撮影。タクシーで行って、
1時間後くらいに迎えにきてもらう約束をして、崖に挑戦しました。
時間にすると15分くらいで池まで辿り着くのですが、崖が急なんです。
そして岩。こんなところに階段つくったり手すり作った人たちの苦労を思うと
頭が下がります。両手自由じゃないと怖い。
こういうふうに進むよ、的な矢印も書いてくれてます。
慎重に進んだので滑ったり転んだりしなかったですが、怖かった!
苦労してたどり着いた先には、綺麗な池(海?)が!!
飛行機から見えたのこの池です!この景色が見たかった。
瓢箪形をした入江は旧噴火口でかなりの水深があるそう。
昔はこの入江にたくさんのお魚が入ったそうで、一夜にして一攫千金の水揚げがあり
千両池と名づけられたということです。
地元の方は、ここは貝がよく採れるので、クーラーボックスや潜るための道具など持って
貝を採りにくると話していました。
この崖を貝ぎっしり詰まったクーラーボックスとゴーグルとか色々持って
昇り降りするの?まじ?
こんなに崖急なのに、すごいよね。人間としての技術と生きる力が強い。
自分の食糧なにひとつ用意できないことが少し恥ずかしく感じました。
入江ときくと、昔読んだブラックジャックの漫画を思い出します。
ブラックジャックが入江でひどく傷ついたシャチを見つけて、治療してあげると
シャチは治療のお礼に真珠を毎日持ってくるようになりました。
しばらく1人と1匹は楽しく過ごすのですが、
元気になったシャチは人間の漁場を荒らしたり危害を加えるようになったため
再び人間に攻撃されまたひどく傷ついた姿になってしまいます。
ブラックジャックも地元の方達に迫害されてしまうため、
もうシャチを治療することはできません。
でも、シャチは助けてほしいと、ブラックジャックに真珠を持って来続ける、、、
というお話。確か。
切ない。傷ついたシャチが真珠をくわえながら
すがるような表情の絵がまた悲しい。真珠たくさん持ってくるのに
治療してもらえないシャチとブラックジャックが記憶に深い。
「シャチの詩」っていうタイトルでした。
やっぱり昨日やめといてよかったな、と
今日リベンジして来てみてよかったな、と同時に思いました。
なんて綺麗な景色を見ることができたんだろう。
同じ道を登って帰りましたが、登る方が楽かも。
山百合がたくさん咲いていました。綺麗。
そのままタクシーで宿まで送っていただき、宿から多幸湾へ。
途中ですごい涼しいちょっとした穴みたいなのがありました。謎の穴。
途中、展望台に寄っていただき、多幸湾を上から眺めることができました。
海綺麗〜。目に焼き付ける。
多幸湾の近くには湧水スポットがあります。
神津島は水がとても豊かで、村の水道水は地下水を利用しています。島のいたるところで水の湧き出るポイントがあり、「多幸湧水」は、その一つです。
集落のある港とは反対側に面した、多幸湾周辺に湧きでており、「東京の名湧水57選」のひとつにも選定されています。
こうした神津島の水の豊かさは、「水配り伝説」と言われる神話にもなっています。
※神津観光ガイドHPより引用
冷たくて、美味しいお水でした。
多幸湾からジェット船で3時間ちょっと、東京の竹芝まで帰りました。
自然にたくさん触れ合えて、のんびりといい気分の旅行ができました。
癒されました。
これからも綺麗な景色がいっぱいみたいです。
予算は5万くらいかな?と思ってましたが、
・行きの交通費(飛行機など)…18,000円
・宿代(朝食・夕食込み)2泊分…30,000円
・帰りの交通費(船など)…13,000円
・島内タクシー…5,000円
・レジャー費(レンタルや入場料など)…3,000円
・水やお菓子…1,000円
で、大体7万円くらいでした。シーズン中に2泊したしね。
やっぱ交通費が結構かかるからどうせいくなら長く行きたいと思う。
次はどこに行こうかな。夏の間にバイトしつつたまに観光するやつやりたいな。
出稼ぎして、旅行して、ジュエリー作って、ジュエリー売って、、
ゆくゆくはジュエリー行商みたいな人になりたいです。
そんで色んな景色をみて、色んな人にあって、小説を書きメディア化し印税生活です。
作りたいジュエリーやなにかをつくりつづけて、たまにおいしいものと大酒くらいながらみんなと楽しく生きたのち、ぽっくりと死ぬ
という白昼夢をみました。
久しぶりの旅行はとても楽しく眼福でした。
またどこかに行きます。
事故も怪我もなく楽しんで帰ってくることができて、感謝です。島の方々もありがとうございました。
終わり。
[…] 更新日: 2024年10月9日2024年10月9日 […]
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