本日から開催している、東京ミネラルショー2024に行ってきました。
国内最大級と言われている年末恒例のイベントです。私は今回初めて行きました。
会場は池袋のサンシャイン60にある文化会館で、2F~4Fまで世界中からさまざまな業者さんが入っていました。
鉱物、ルース、ジュエリー、隕石やアンモナイトも出品されていて大変楽しいイベントです。
プレオープンのバイヤー日に行けたので、少しだけ開いていないお店もありましたがそこまで混雑することもなくゆっくり会場を回れました。感謝❤️

さっそく、購入したルースを紹介していきます。選んでいるときと、どんなジュエリーにするのか考えているときが一番楽しいです。
理想を広げて、制作してゆくにつれて理想と現実に苦しむことになり、毎回毎回とっても楽しいですね。w

・シトリン 3mm プリンセスカット

プリンセスカットの石にずっと興味がありまして、ついに購入しました。
プリンセスカットとは、カットの手法のひとつで、76のきらめくファセットがある「ラウンドブリリアントカット」の正方形バージョン。鋭く切り落とされていない角のある「ブリリアントスタイル※」のシェイプです。

宝石の光沢を最大に生かすプリンセスカットは、ファセット数が多いこともあり石がさらに明るく輝いて見えます。

シトリンの語源はフランス語でレモンを表すシトロン(Citron)🍋で、黄色を特徴とするクオーツ(水晶・石英)です。11月の誕生石です。
地中深くに結晶したアメジストが、マグマなどによる熱干渉を受けて黄色く変化したり、水晶に放射線が加わって黄色く変化したものです。そのため現在では、その原理を利用して、アメジストを加熱してできたシトリンがほとんどです。

・スモーキークウォーツ
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変わった形のスモーキークオーツ。かまぼこ型って言うのでしょうか。でも上から見ると真ん中が絞ってあって面白い形です。
存在感のあるリングを作りたいなと思って購入しました。横にして留めようかなあ。
お守り感のあるジュエリーになりそうです。

和名は煙水晶と呼ばれるクオーツです。焚き火の煙を通して太陽を見たときのような、褐色で黄灰色がかかったクオーツで透明感があります。微量のアルミニウムを含んだ結晶が自然の放射能を受けて茶黒色となったものですが、流通しているものには放射線で色を変化させたものが多いです。

クオーツの語源はスラブ語の“硬い”(Twarc)に由来します。河川の底から砂利と混ざり合った状態で、小粒の結晶が採集されるほか、岩石中の空洞からも採掘されます。
クオーツは透明度が高いものから低いものまで幅広く存在します。透明な石英は水晶と呼ばれ、紫水晶、黄水晶、紅水晶など色に合わせた宝石名が付けられています。宝石種以外にも時計の振動子、医療用のレーザー、洗剤、焼き物などに利用されています。

・モルガナイト

最近新しく4月の誕生石に追加されたモルガナイト。写真だと結構透明に見えますが、実際は綺麗な柔らかいピンク色をしています。縦が長めのエメラルドカットが華奢で可愛い。

エメラルドなどと同じベリルです。以前は“ピンクベリル”と呼ばれていましたが、その後ニューヨークの宝飾店ティファニーの宝石学者、ジョージ・フレデリック・クンツ(つんくじゃない)によって、アメリカの銀行家で宝石収集家としても知られるジョン・モルガンにちなんで「モルガナイト」と名づけられました。

ベリルは、ベリリウムという元素を含む鉱物の総称です。本来無色の好物ですが、微量な成分を含むことでさまざまな色に発色します。

・プレナイト 3.23ct

写真だと青っぽいのですが、実物はもっと緑色です。淡い緑色で半透明の美しい石です。
カボションカットのイメージだったのですが、ファセットカットで綺麗・・・
一目惚れで買っちゃいました。なににしようかな😍

プレナイトは、南アメリカで1788年に最初に発見したオランダの軍人、ヘンドリク・フォン・プレーン大佐にちなんで名づけられました。発見者の名前が鉱物名になった初めての例と言われています。
和名は結晶がぶどうの房を思わせることから「ぶどう石」と呼ばれています。

ファセットカットでオーバルかつ大きめ😍可愛いです。

さっきから、変わった形の石に惹かれがちですね。
シンプルに仕立てても個性的になるので好きなんですよね。

続く・・・

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